- 2019年3月26日
陰陽を体でどう診る? - 花粉症編 –
顔に出ているということは、顔は体で言うと上にあるから「陽」に出ている症状という事になるね。そして、皮膚炎といのも体で言えば外側にあるよね?だから、花粉症という病は「陽」であり、「陽」部に多く出る症状だということが分るね。
顔に出ているということは、顔は体で言うと上にあるから「陽」に出ている症状という事になるね。そして、皮膚炎といのも体で言えば外側にあるよね?だから、花粉症という病は「陽」であり、「陽」部に多く出る症状だということが分るね。
中身、形は異なりますが、同じ思想を用いていることもあり、「鍼灸」と「周易」では目的は同じ、より良い「人の生」「人の命」の運び方をお手伝いする技術です。
陰陽」という性質と、この「五行」という性質が、「体においてバランス良く機能する」(=「体の不調を起こさない」)ことを目指して皆さんのお体に鍼とお灸をしています。
胸は上にあって陽だから心と肺は「陽」。(陽中の陽は心。陽中の陰は肺。)お腹は下にあって陰だから肝、脾、腎は「陰」。(陰中の陰は腎。陰中の陽は肝。最も深いところにある脾は陰中の至陰。)これらは全て陰陽の表裏、内外、雌雄の相互関係で、自然の「陰陽」の変化と同じだって書いてあるんだ。
「気」というものがある。という前提に、人の体のことは勿論、全ての自然現象が「気」の働きによって出来ている。そしたらあら不思議!全ての現象が説明できてしまう。
どちらが良くて、どちらが悪いといった敵対関係ではなく、異なる地域で、その土地の風土や住む人々の考え性質などによって各々発展した、それぞれが意味のある「医(いやす)術(すべ)」だと私は思っています。