「春」の不調と「東洋医学」

「春」をより健やかに過ごす為の知恵

春の不調と東洋医学

建国記念の日、二十四節季「雨水」が過ぎ

秩父地方では花粉症の飛散が本格的になってきました。

 

雪が解けはじめ、雪が雨に変わる季節ですが

5年前。

この雨水の時期に更新したブログを見てみると

関東地方を中心に大雪が降っていたことに驚きます。

雑感ブログ:雨水過去りぼちぼち女の子のお祭りですね。

 

季節が寒い冬から、暖かい春へと変わる

「三寒四温」と言われる時期。

暖かい春の足音より大きくなり

生物にとっては、ウキウキ、ワクワクする時期かと思いきや

人にとっては、

一概に嬉しい時期とは言えません。

繊細さん、感受性の高い人の天敵

 

「春の時期は苦手?」

なんて、普段何気なく生活していては

発せられることのない言葉ですが、

意識して周囲の人に効いてみると

「春の時期が苦手。」という方が、思いのほか多いことが分るでしょう。

 

昨今の花粉症患者の増加は、

単純な五行説などでは説明できない程複雑化していると感じますが

「花粉症」という症状も合わせて

この春の時期というのは

  • 心身ともに繊細な感覚を持っている方。
  • 心身の感受性の感度が高い方。

大きくこれらの特性を持つ方にとってはつらい時期です。

「繊細な感覚を持っている方。」

というのは、過去のブログご覧になって頂くとイメージの補足になるかと思います。

雑感ブログ:繊細さんと東洋医学・鍼灸。

 

とても大雑把に一部例を挙げるならば

  • 妊婦さん
  • 高校生くらいまでの子供
  • しょっちゅう動き回っている
  • 神経質な人
  • 喜怒哀楽が激しい人

この春の時期、

この様な特徴が当てはまる方は、少し生活の仕方を注意する必要があるかもしれません。

 

陰陽と五行の影響

 

先ほども書きましたが、

冬から徐々に春へと向かうこの時季。

東洋医学の基礎となる

「陰陽論」という東洋思想的から考えると

寒くじっとしている冬の季節から

→蓄えた栄養をもとに、植物も動物も活発に動き出す春の季節

陰陽の補足:「東洋思想」あって活きる鍼灸

陰陽の補足(雑感ブログ):『陰陽五行』という言葉を知っていますか?

 

雪(から雨(

静(から動(へと活発に動き出すために

十分に体力を蓄えてある人や、

心身ともに充実し、

多少の環境の変化では動じない人では問題がありませんが

逆に

心身ともに体力を消耗したまま、日々ギリギリで過ごされている方は、

活発に動き出す変化に心身の働きがついていくことが出来ず、

途中でつまずき、

体調を崩し容易に立ち止まってしまいます。

 

東洋思想「五行説」からみても

「春」「木」の時期。

五行の補足:「東洋思想」あって活きる鍼灸

五行の補足(雑感ブログ):『陰陽五行』という言葉を知っていますか?

『五行説』と人体の繋がり。

 

冬時期に降った雪解けの水をグングン吸い始め

木の芽が成長を始める季節。

陰陽論の変化と似ていますね。

 

この新しいブログでは内容を整理していませんので

また機会を見て内容を整理したいと思いますが

五行説で「春」は、「肝」という働きもあります。

肝の補足(雑感ブログ):陽気高まるもお疲れの時期。

 

簡単に「肝(かん)」という体質の方をご説明すると

きびきび動き、活発に言動する人です。

 

また「肝」は、人体では「目」や「筋」の働きをつかさどると考えます。

肝の時季である春は

「目」や「筋」の働きも活発になります。

 

その分

使い過ぎを起こしてしまうと、途端に「肝」の働きに失調を起こします。

 

「肝」という働きを

東洋医学の原点とされる書籍の中で

「肝者、将軍之官、謀慮出焉。」

「肝なる者は、将軍の官、謀慮より出づ」

出典:黄帝内経「素問」 霊蘭秘典論篇

現代語訳「黄帝内経素問」上巻から引用

と表現しました。

 

とてもざっくりと説明すると

「肝」は将軍に例えられ、計画や指示を行う力を発揮する。

といった意味です。

 

これを人体の働きからイメージしてみると

「肝」の働きがしっかりしていれば

体はきびきび動く、頭もはっきりと働き、様々な知恵や計画を考えることが出来ます。

 

「繊細な方」「感受性の高い方」

この様な方においても、

「肝」の働きが正常に働いてくれることで、

心身ともにバランスを崩さず、成長にコントロールすることが出来ます。

 

「肝」の働きがうまく機能しなければ

体はスムーズに動かず、頭も感情が入り乱れスッキリせず、物事を実行することが大変になります。

また多少無理やり現代医学と結びつけると

「肝」は神経の働きやホルモン分泌、免疫の働きつかさどると考えることが出来ます。

 

つまり

春になり、「肝」の働きがスムーズに機能しない方は

自律神経やホルモン分泌が乱れたり

免疫の働きが安定せず、アレルギー反応として症状が出ると考えられます。

「春」の不調と「東洋医学」のまとめ

  • 「春の時季が苦手」という人は思いのほか多い
  • 繊細な感覚を持っている方は影響を受けやすい
  • 静(陰)から動(陽)へと活発に動き出すために
    気力が充実していないと心身がついていけない
  • 「春」に活発となる「肝」が機能しないと
    神経、ホルモン、免疫など様々な体の機能が失調する
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「健康」の大切さを理解しているということ

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