- 2019年6月14日
健康の知恵「自然の働きから肝をみる」- 肝木編⑦–
時間帯同様、季節においても「春」の時季は木の芽がぐんぐん伸びていくように「肝木」が元気に働くんだ。それは体における肝木の働きがしっかりしていればいいけれど、働き過ぎて疲れてしまいやすいということでもあるんだ。
時間帯同様、季節においても「春」の時季は木の芽がぐんぐん伸びていくように「肝木」が元気に働くんだ。それは体における肝木の働きがしっかりしていればいいけれど、働き過ぎて疲れてしまいやすいということでもあるんだ。
「肝木」は木がぐんぐん成長する特性があり、あの「伸び」という姿も「肝」の特性の1つなんだよね。「筋肉」には弾力があって、その伸び縮みして動く姿はまさに「肝」の働きと言えるんだ。もし筋肉が硬く動きにくいと、肝は一生懸命働いて動けるように助けるんだ。それでも動けないと、痛みや痙攣として症状が出てしまう。また肝の働きが落ちると、筋や腱は硬く縮んでしまう。もしくは伸びきったままでちゃんと動かなくなる。だから、肝の状態の良い悪いは、筋、腱を働きを見れば分かると言えるんだ。