- 2019年4月13日
「アトピーとステロイド」一鍼灸師の私見
「主治医の先生の方針」や、「ステロイドの使用」、「アトピーの症状」などに対して、悩みの感情は勿論、戸惑いや葛藤される方は少なくありません。そんな時、偏ることなく、幅広い視点で物事を判断する東洋医学がお話を伺い、整理し、鍼灸の施術が体を整えるお手伝いをします。
「主治医の先生の方針」や、「ステロイドの使用」、「アトピーの症状」などに対して、悩みの感情は勿論、戸惑いや葛藤される方は少なくありません。そんな時、偏ることなく、幅広い視点で物事を判断する東洋医学がお話を伺い、整理し、鍼灸の施術が体を整えるお手伝いをします。
「肝木」は木がぐんぐん成長する特性があり、あの「伸び」という姿も「肝」の特性の1つなんだよね。「筋肉」には弾力があって、その伸び縮みして動く姿はまさに「肝」の働きと言えるんだ。もし筋肉が硬く動きにくいと、肝は一生懸命働いて動けるように助けるんだ。それでも動けないと、痛みや痙攣として症状が出てしまう。また肝の働きが落ちると、筋や腱は硬く縮んでしまう。もしくは伸びきったままでちゃんと動かなくなる。だから、肝の状態の良い悪いは、筋、腱を働きを見れば分かると言えるんだ。
「罷(ひ)」という字は、よく政治家の方が問題を起こし職務を辞めさせる時に「罷免(ひめん)する。」なんて言うけど、他の意味としては、「疲れる」って意味があるんだ。「疲労」の「疲(ひ)」と同じということだね。それで「極(きょく)」という字は、「きわめて」という意味があることから、「罷極の本」といのは「「肝」は心身の緊張による疲労が溜まる大本」という意味になるんだ。
ネットの情報を見ると、怖い事ばかり書いていますが、仮に電磁波による悪影響があったとしても、電磁波よりスマホいじり過ぎの「目の疲労」「睡眠の質の低下」、情報に翻弄されることによる「気鬱」「精神不安」の方がお母さんにとっても、胎児にとっても宜しくないと考えています。
もしかすると、一生この言葉を見聞きすることがのない方もいらっしゃるかもしれません。ですが、この視点は東洋医学においてとても重要な考え方、視点であり、健康を向上するうえにも常々患者さんの皆さんにお伝えしています。
顔に出ているということは、顔は体で言うと上にあるから「陽」に出ている症状という事になるね。そして、皮膚炎といのも体で言えば外側にあるよね?だから、花粉症という病は「陽」であり、「陽」部に多く出る症状だということが分るね。
中身、形は異なりますが、同じ思想を用いていることもあり、「鍼灸」と「周易」では目的は同じ、より良い「人の生」「人の命」の運び方をお手伝いする技術です。
陰陽」という性質と、この「五行」という性質が、「体においてバランス良く機能する」(=「体の不調を起こさない」)ことを目指して皆さんのお体に鍼とお灸をしています。
胸は上にあって陽だから心と肺は「陽」。(陽中の陽は心。陽中の陰は肺。)お腹は下にあって陰だから肝、脾、腎は「陰」。(陰中の陰は腎。陰中の陽は肝。最も深いところにある脾は陰中の至陰。)これらは全て陰陽の表裏、内外、雌雄の相互関係で、自然の「陰陽」の変化と同じだって書いてあるんだ。