- 2019年7月20日
『「がん」と先進医療』
エビデンス(科学的根拠)のもと成り立っている西洋医学の見解が経験的として知っている東洋医学の見解一致するということは、がんとの闘いは勿論現代を生きる人々の「健康」を向上させる上でとても価値のあることです。
- 2019年6月14日
健康の知恵「自然の働きから肝をみる」- 肝木編⑦–
時間帯同様、季節においても「春」の時季は木の芽がぐんぐん伸びていくように「肝木」が元気に働くんだ。それは体における肝木の働きがしっかりしていればいいけれど、働き過ぎて疲れてしまいやすいということでもあるんだ。
- 2019年6月4日
鍼灸家として不妊を考える ⑧『基礎体温表』との向き合い方
「排卵」のタイミングを知ることも「基礎体温表」の大切な役目です。ですが「妊活」という場合まず考えたいのは、どうやったら「赤ちゃんが授かりやすく」なるか。そして、その為にはどの様な事をしていきたいのかを考えて頂くと、「妊活」という道に迷わず目的に向かって真っすぐ前に進めると考えています。
- 2019年5月15日
健康の知恵「感情豊かな心の働き」- 肝木編⑥ –
「肝の働きが旺盛だと感情豊か。」「肝が安定していれば感情も安定している。」ということだけど、注意して欲しいのは「旺盛=良い状態」だと言い切れないことは分かっていてね。ある程度「旺盛」という事は悪いことではないけれど、何度も言っている様に興奮が収まらない様な旺盛さは偏りがありバランスを崩し、心と体にとって負担となる場合があるんだ。
- 2019年4月30日
健康の知恵「酸っぱいを好み涙する」- 肝木編⑤ –
「多感な年頃」「感情溢れる青春時代」、10代から20代というのは、楽しいことも、苦しいことも含めて笑いや涙の多い時代だけど、この時季は「肝」が旺盛な時期であり、不安定な時期。それは「肝情」、「肝の情(こころの働き)」が高ぶりやすく、不安定でもあるということだね。
- 2019年4月23日
健康の知恵「血の不足は目と爪へ」- 肝木編④ –
夜になって眠くなるということは、夜になって頭を巡っていた血が肝に戻って頭の血が少なくなるからだって考えるんだ。静かに休んでいる時は「血」は肝に収められて消費は抑えられるけれど、昼になり全身に血が巡ることで目でしっかり物を見ることができ、筋肉を動かすことで指先や足なども上手に使うことが出来る。
- 2019年4月20日
鍼灸家として不妊を考える ⑦『湯液(漢方)』 という選択
「漢方はどうなんですか?」「鍼灸と相性はいいんですか?」と質問を受ける時があります。そんな時は「両方とも同じ東洋医学で、同じように体を考えることから、上手に使えればとても良いですよ!」と答えます。ポイントは「上手に使う」ということです。
- 2019年4月16日
健康の知恵「神経と関節」- 肝木編③ –
天空では風気となり、地上では木気となり、人体では筋となり、五臓では肝となり、五色では青となり、五音では角となり、五声では呼となり、病変の現れは握となり、七竅(人の顔にある七つの穴)では目となり、五味では酸となり、情志の変動では怒となります。