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東洋医学 基礎

  • 2019年5月15日

健康の知恵「感情豊かな心の働き」- 肝木編⑥ –

「肝の働きが旺盛だと感情豊か。」「肝が安定していれば感情も安定している。」ということだけど、注意して欲しいのは「旺盛=良い状態」だと言い切れないことは分かっていてね。ある程度「旺盛」という事は悪いことではないけれど、何度も言っている様に興奮が収まらない様な旺盛さは偏りがありバランスを崩し、心と体にとって負担となる場合があるんだ。

  • 2019年4月30日

健康の知恵「酸っぱいを好み涙する」- 肝木編⑤ –

「多感な年頃」「感情溢れる青春時代」、10代から20代というのは、楽しいことも、苦しいことも含めて笑いや涙の多い時代だけど、この時季は「肝」が旺盛な時期であり、不安定な時期。それは「肝情」、「肝の情(こころの働き)」が高ぶりやすく、不安定でもあるということだね。

  • 2019年4月23日

健康の知恵「血の不足は目と爪へ」- 肝木編④ –

夜になって眠くなるということは、夜になって頭を巡っていた血が肝に戻って頭の血が少なくなるからだって考えるんだ。静かに休んでいる時は「血」は肝に収められて消費は抑えられるけれど、昼になり全身に血が巡ることで目でしっかり物を見ることができ、筋肉を動かすことで指先や足なども上手に使うことが出来る。

  • 2019年4月16日

健康の知恵「神経と関節」- 肝木編③ –

天空では風気となり、地上では木気となり、人体では筋となり、五臓では肝となり、五色では青となり、五音では角となり、五声では呼となり、病変の現れは握となり、七竅(人の顔にある七つの穴)では目となり、五味では酸となり、情志の変動では怒となります。

  • 2019年4月9日

健康の知恵「筋と朝の運動」- 肝木編② –

「肝木」は木がぐんぐん成長する特性があり、あの「伸び」という姿も「肝」の特性の1つなんだよね。「筋肉」には弾力があって、その伸び縮みして動く姿はまさに「肝」の働きと言えるんだ。もし筋肉が硬く動きにくいと、肝は一生懸命働いて動けるように助けるんだ。それでも動けないと、痛みや痙攣として症状が出てしまう。また肝の働きが落ちると、筋や腱は硬く縮んでしまう。もしくは伸びきったままでちゃんと動かなくなる。だから、肝の状態の良い悪いは、筋、腱を働きを見れば分かると言えるんだ。

  • 2019年4月6日

健康の知恵「肝=肝臓?」 – 肝木編① –

「罷(ひ)」という字は、よく政治家の方が問題を起こし職務を辞めさせる時に「罷免(ひめん)する。」なんて言うけど、他の意味としては、「疲れる」って意味があるんだ。「疲労」の「疲(ひ)」と同じということだね。それで「極(きょく)」という字は、「きわめて」という意味があることから、「罷極の本」といのは「「肝」は心身の緊張による疲労が溜まる大本」という意味になるんだ。

  • 2019年3月26日

陰陽を体でどう診る? - 花粉症編 –

顔に出ているということは、顔は体で言うと上にあるから「陽」に出ている症状という事になるね。そして、皮膚炎といのも体で言えば外側にあるよね?だから、花粉症という病は「陽」であり、「陽」部に多く出る症状だということが分るね。

  • 2019年3月19日

鍼灸にとても大事な「五行」って何?

陰陽」という性質と、この「五行」という性質が、「体においてバランス良く機能する」(=「体の不調を起こさない」)ことを目指して皆さんのお体に鍼とお灸をしています。

  • 2019年3月16日

「陰陽」って変化するの?

胸は上にあって陽だから心と肺は「陽」。(陽中の陽は心。陽中の陰は肺。)お腹は下にあって陰だから肝、脾、腎は「陰」。(陰中の陰は腎。陰中の陽は肝。最も深いところにある脾は陰中の至陰。)これらは全て陰陽の表裏、内外、雌雄の相互関係で、自然の「陰陽」の変化と同じだって書いてあるんだ。

>「健康」の大切さを理解しているということ

「健康」の大切さを理解しているということ

あなたはご自身の『心』と『身体』にどれだけ目を向けられていますか?
「健康」でいられるためには、あなた自身が主体とならなければいけません。

その為にも、東洋医学の【英知】を用いて、自分自身の心と体をより広く、深く知り、健やかな生活を育んで頂ければと思います

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