「笑」いと「喜」びで悲しみなんて吹き飛ばしてしまえ!
目次
健康の知恵
「笑いで心を温める」
– 心火編⑤ –
前回は「心火」と「面識(顔色)」の関係についてお話しをしました。
今回は
これまで「心」と体の構造、機能との関連をお話しから
「心火」の「こころ(心)」の働き
「喜び」そして「笑い」について
所長のすね先生とアシスタントの2匹のネコ達との会話を通じて、
より理解を深めて頂ければと思います。
【これまでの記事】
- 健康の知恵「イコール心臓ではないよ」- 心火編① –
- 健康の知恵 「『心』の『汗』を流そう!とか『熱』っ『苦』しい」 – 心火編② –
- 健康の知恵 「『舌』の状態で長生きかわかる?」- 心火編③ –
- 健康の知恵「『顔色がいい』ってどういうこと?」- 心火編④ –
前回のおさらい
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明けましておめでとう!
今年も時間をみては東洋医学のお話しをしていくよ。
また少し間隔が開いてしまったけど前回の内容は覚えているかな?
今年も時間をみては東洋医学のお話しをしていくよ。
また少し間隔が開いてしまったけど前回の内容は覚えているかな?
![](https://suneyahariq.com/article/wp-content/uploads/2019/03/モー引き-e1554193499146.png)
すね先生、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
はい、覚えています。
前回は舌に引き続き、体の上部に位置する「顔」の「面色(顔色)」についてのお話しでしたよね。
「心火」の働きの華やかさ(五華)は「面色」に現れ、
顔色の血色、艶から心火の状態を診ることができる。
心火がしっかりしていれば、顔の血色はよく、艶があり、
働きが低下すると顔色が白くなったり、くすみ、艶が無くなるなど血色が悪くなる。
今年もよろしくお願いします。
はい、覚えています。
前回は舌に引き続き、体の上部に位置する「顔」の「面色(顔色)」についてのお話しでしたよね。
「心火」の働きの華やかさ(五華)は「面色」に現れ、
顔色の血色、艶から心火の状態を診ることができる。
心火がしっかりしていれば、顔の血色はよく、艶があり、
働きが低下すると顔色が白くなったり、くすみ、艶が無くなるなど血色が悪くなる。
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すね先生、あけおめことよろ。
そういえば。
すね先生も年末年始はお付き合いでお酒を飲む機会があったようだけど
お酒を飲んだ時に顔が真っ赤になるのも心火が関係しているの?
すね先生なんか、1口2口飲んだくらいですぐ真っ赤になっちゃうじゃない。
そういえば。
すね先生も年末年始はお付き合いでお酒を飲む機会があったようだけど
お酒を飲んだ時に顔が真っ赤になるのも心火が関係しているの?
すね先生なんか、1口2口飲んだくらいですぐ真っ赤になっちゃうじゃない。
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良い質問だね。
「お酒」についてはまた改めてお話しをしようと思うけど、
「お酒を飲んで顔が赤くなる。」というのも「心火」の働きとして考えていいね。
「お酒と顔の赤み」については
人によって異なるし、幾つか考え方があるけれど
先生の場合は、
「お酒で心火が高まる」
+
「元々気の巡りが早いのがお酒の陽気でより早くなる」
+
「お酒を解毒する肝の働きが高まり、母子関係で子にあたる心火がより活発になる」
関連記事:五行の関係性「相生」
+
「お酒の水分で腎の巡りが悪くなり相剋の心火がより高まる」
関連記事:五行の関係性「相剋」
こんなところかな(^^;)
「お酒」についてはまた改めてお話しをしようと思うけど、
「お酒を飲んで顔が赤くなる。」というのも「心火」の働きとして考えていいね。
「お酒と顔の赤み」については
人によって異なるし、幾つか考え方があるけれど
先生の場合は、
「お酒で心火が高まる」
+
「元々気の巡りが早いのがお酒の陽気でより早くなる」
+
「お酒を解毒する肝の働きが高まり、母子関係で子にあたる心火がより活発になる」
関連記事:五行の関係性「相生」
+
「お酒の水分で腎の巡りが悪くなり相剋の心火がより高まる」
関連記事:五行の関係性「相剋」
こんなところかな(^^;)
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うーん、
なんだかわかったような、わからないようなだけど、、、
量はほどほどに、しっかり顔色をみながら
心火と五臓に無理をかけないように飲まないといけないわけだね!
なんだかわかったような、わからないようなだけど、、、
量はほどほどに、しっかり顔色をみながら
心火と五臓に無理をかけないように飲まないといけないわけだね!
「笑」いと「喜」びで心火を大きく
「喜び」と「心火」
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今回は精神的な働き。
「心の働き」と「心火」の働きについてお話ししていくね。
「心の働き」と「心火」の働きについてお話ししていくね。
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五行の色体表としては「五志(五情)」のところですね。
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そうだね。
前回の肝木の時にもお話しをしたけれど、
「感情」「心」の働きが五臓と関係しているということは覚えているかな?
前回の肝木の時にもお話しをしたけれど、
「感情」「心」の働きが五臓と関係しているということは覚えているかな?
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うん、覚えているよ。
各五臓の働き方によって心の動き方があるんでしょ?
各五臓の働き方によって心の動き方があるんでしょ?
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その通りだよ。
それじゃ、ノーヒントで「心火」の心の働きが何か想像がつくかな?
それじゃ、ノーヒントで「心火」の心の働きが何か想像がつくかな?
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えっ、そんなこと言われて分からないよー!
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すぐわからないと思わず考えてみようよ!
東洋医学、東洋思想を理解するのに大切なのは
覚えることではなくて「考えること」「連想すること」だよ。
それじゃ、考えるきっかけとして
「これまでお話ししてきたこと」「基本的な性質・特性」
これでどうかな?
東洋医学、東洋思想を理解するのに大切なのは
覚えることではなくて「考えること」「連想すること」だよ。
それじゃ、考えるきっかけとして
「これまでお話ししてきたこと」「基本的な性質・特性」
これでどうかな?
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そんなのヒントじゃないよ~
モーも言ってやってよ!
モーも言ってやってよ!
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うーん。。。
「心火」の「火」という性質、特性から連想されることですよね?
「心火」の「火」という性質、特性から連想されることですよね?
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おっ!いい感じだよ!
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「火」ということは「陽性」の心の働きということですよね。
「肝木」の「木」もぐんぐん伸びるという意味では「陽」の性質ですが、木が燃えるような「火」の性質は、肝木より「陽」の性質ということだと思うんです。。。
明るいか暗いかでいうと「明るい」心の働き。
「明るい心の働き」ということは、「嬉しい」とか「喜ぶ」とかですか?
「肝木」の「木」もぐんぐん伸びるという意味では「陽」の性質ですが、木が燃えるような「火」の性質は、肝木より「陽」の性質ということだと思うんです。。。
明るいか暗いかでいうと「明るい」心の働き。
「明るい心の働き」ということは、「嬉しい」とか「喜ぶ」とかですか?
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うん!素晴らしい!
これまでのお話しの内容から性質をよくイメージできました!
これまでのお話しの内容から性質をよくイメージできました!
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えーーー、
確かにこれまで聞いた内容だけど。。。
なんでわかったの??
確かにこれまで聞いた内容だけど。。。
なんでわかったの??
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何でって言われても、
限られて文字から、これまで習ったことの性質をイメージして考えてみただけだよ。
限られて文字から、これまで習ったことの性質をイメージして考えてみただけだよ。
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考える癖の差が出たかな?
そういったイメージでも良いと思うし、肝木と心火という母子関係から連想するとしたら、肝木の木がぐんぐん伸びる、そしてしっかり成長すてお花が咲く。
そのお花が「心火」なんだ。
お花が咲いた時、チョビだったらどんな気持ちになるかな?
今、この話をしている季節は冬だけど、これから春になって梅や桜の花が咲いた時にはどんな気持ちになるかな?
そういったイメージでも良いと思うし、肝木と心火という母子関係から連想するとしたら、肝木の木がぐんぐん伸びる、そしてしっかり成長すてお花が咲く。
そのお花が「心火」なんだ。
お花が咲いた時、チョビだったらどんな気持ちになるかな?
今、この話をしている季節は冬だけど、これから春になって梅や桜の花が咲いた時にはどんな気持ちになるかな?
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うん、「わー綺麗~」って喜んではしゃぐよね。
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凄くざっくりとしてるけどこんなイメージで覚えておいてもいいかもね。
「肝木」から「心火」への繋がりのイメージをもう少しお話しするとね、「肝木」の心の働きは「感動」「怒り」そんな話をしたのは覚えているかな?
関連記事:健康の知恵「感情豊かな心の働き」- 肝木編⑥ –
肝木が正常に元気に働いていると、感情豊かで上手に心のコントロールができるけれど、働きが弱って不安定になったり、正常な範囲を越して働きすぎてしまうと心のコントロールが上手くいかなくなったり、イライラ怒りっぽくなってしまう。
肝動の状況で感動の仕方、感情のコントロールが変わる。
そんなお話しをしたよね。
木があるから火が生まれるように、感動があるから喜びが生まれる。
肝木が正常に働いていればちゃんと感動という心の働きが生まれ、その働きをもとに心火の働きが高まり喜びというものが生まれる。
肝木と心火にはそういった一連の働きがあるんだ。
「肝木」から「心火」への繋がりのイメージをもう少しお話しするとね、「肝木」の心の働きは「感動」「怒り」そんな話をしたのは覚えているかな?
関連記事:健康の知恵「感情豊かな心の働き」- 肝木編⑥ –
肝木が正常に元気に働いていると、感情豊かで上手に心のコントロールができるけれど、働きが弱って不安定になったり、正常な範囲を越して働きすぎてしまうと心のコントロールが上手くいかなくなったり、イライラ怒りっぽくなってしまう。
肝動の状況で感動の仕方、感情のコントロールが変わる。
そんなお話しをしたよね。
木があるから火が生まれるように、感動があるから喜びが生まれる。
肝木が正常に働いていればちゃんと感動という心の働きが生まれ、その働きをもとに心火の働きが高まり喜びというものが生まれる。
肝木と心火にはそういった一連の働きがあるんだ。
よろこびにも陰陽がある
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「喜び」と似た働きで「笑い」という心の働きがありますが、笑いも心火に関係しているのですか?
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確かに喜ぶときには顔がニコニコ、笑顔になるものね。
チョビはどう思うかな?
チョビはどう思うかな?
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今度は私がいいところ見せなきゃね!
うーん、といったものの難しいな。。。
元気なくてシュンとしているときに、お笑いの番組とかをみて笑ったりすると、心も体もなんだかほかほか温かい様な気分になるんだよね。
そのことから考えると、「笑い」によって心火の働きを高めることができるのかな??
うーん、といったものの難しいな。。。
元気なくてシュンとしているときに、お笑いの番組とかをみて笑ったりすると、心も体もなんだかほかほか温かい様な気分になるんだよね。
そのことから考えると、「笑い」によって心火の働きを高めることができるのかな??
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自分の経験を交えてしっかりイメージして考えることができたね!
それじゃ、ちょっと「喜ぶ」というのをもう少し広げて考えてみようか!
「よころぶ」という漢字をイメージしてみると、「喜」という漢字をイメージする人が多いと思うけど、「よろこぶ」という漢字は他にもあって「悦」という字も「よろこぶ」という意味なんだ。
この「よろこぶ」にも陰陽があって、
「喜」という字は表面的な「陽性」の働きをもつ「よろこび」。
「悦」という字はより体の奥、内側の方から湧き出る「陰性」の働きもつ「よろこび」。
それじゃ、ちょっと「喜ぶ」というのをもう少し広げて考えてみようか!
「よころぶ」という漢字をイメージしてみると、「喜」という漢字をイメージする人が多いと思うけど、「よろこぶ」という漢字は他にもあって「悦」という字も「よろこぶ」という意味なんだ。
この「よろこぶ」にも陰陽があって、
「喜」という字は表面的な「陽性」の働きをもつ「よろこび」。
「悦」という字はより体の奥、内側の方から湧き出る「陰性」の働きもつ「よろこび」。
「喜」 意味:
よろこぶ。うれしがる。いわう。さいわい。
≪成り立ち≫
会意。口と、壴(しゆ)(楽器)とから成り、音楽を奏する意を表し、転じて「よろこぶ」意に用いる。
漢字ペディアから引用
「悦」 意味:
よろこぶ。うれしく思う。楽しむ。
≪成り立ち≫
形声。心と、音符兌(タイ)→(エツ)とから成る。よろこぶ意を表す。
漢字ペディアから引用
〈解字〉
形声。兌が音を表し、取り去る意の語源(挩)からきている。
心のわだかまりをとりさること。
つまり、よろこぶことの意。
一説に兌がよろこぶの原字で、それに意符心を加えたものという。角川漢和中辞典から引用
兌は兄(祝)が神に祈ってエクスタシーの状態にあることを示す字で、上部の八は神気の降ることを象徴する。
それは「怳たり惚たる」状態で、神とともにあるものであるから、その神意にかなうことを悦という。字統から引用
「兌(タイ・ダ・エツ)」 意味:
①とおる。ぬけでる。②とりかえる。ひきかえる。
③易の卦。八卦の一つ。自然では湿地、方位では西を表す。三省堂 新明解現代漢和辞典から引用
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字の成り立ちを見てみるともう少し分かりやすいんだけど、
「喜」という字は、
言葉と楽器を奏でることで楽しませ、よろこばせる意味からも動きがあり陽の性質であることがわかるよね。
「悦」という字は、
幾つか説があるんだけれど、心臓や精神を表すりっしんべんがついているから体の内の変化だというのは分かるよね。
また、八卦の意味からも陰の性質である字であることが想像できるんじゃないかな。
また
陽と陰の2つの性質をもち、より大きなよろこびを表した「喜悦」といった言葉もあるんだから漢字って面白いよね。
この喜悦のさらに強い働きで、喜びを陽の働きで外に表したのが「笑い」なんだ。
そして、チョビが言ってくれたように「笑い」はより心火を元気にする、鼓舞する働きなんだ。
「喜」という字は、
言葉と楽器を奏でることで楽しませ、よろこばせる意味からも動きがあり陽の性質であることがわかるよね。
「悦」という字は、
幾つか説があるんだけれど、心臓や精神を表すりっしんべんがついているから体の内の変化だというのは分かるよね。
また、八卦の意味からも陰の性質である字であることが想像できるんじゃないかな。
また
陽と陰の2つの性質をもち、より大きなよろこびを表した「喜悦」といった言葉もあるんだから漢字って面白いよね。
この喜悦のさらに強い働きで、喜びを陽の働きで外に表したのが「笑い」なんだ。
そして、チョビが言ってくれたように「笑い」はより心火を元気にする、鼓舞する働きなんだ。
「笑い」という心の燃料
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ということは、 よく笑っている人というのは「心火」の働きが強いということですか?
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そうとも言えるね。
心火が強いからよく笑える場合もあるし、元気がないからよく笑うことで心火の働きを強くしようとする場合もあるよね。
また相剋の関係をイメージしてもらうといいんだけれど
関連記事:五行の関係性「相剋」
「笑い」は、「心火」の働きを高めて心と体を温めるとともに、「肺金」の心の働きである憂いや悲しみを抑えることができるんだ。
心火が強いからよく笑える場合もあるし、元気がないからよく笑うことで心火の働きを強くしようとする場合もあるよね。
また相剋の関係をイメージしてもらうといいんだけれど
関連記事:五行の関係性「相剋」
「笑い」は、「心火」の働きを高めて心と体を温めるとともに、「肺金」の心の働きである憂いや悲しみを抑えることができるんだ。
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それでは、
心火の働きが弱って、心も体も冷たくなってしまった時や、悲しいことがあった時ほど、笑えるようなできごとや笑うことが大切なんですね!
心火の働きが弱って、心も体も冷たくなってしまった時や、悲しいことがあった時ほど、笑えるようなできごとや笑うことが大切なんですね!
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そうだね。
ただ現実はもっと複雑で難しくて、
心火の働きがとても弱っていると笑うだけのパワーがでないし、悲しみを抑えようと笑って心火を強くしても、悲しみの感情を表し「気」の働きを主る肺金の働きが弱いと気持ちを上手に発散することができず悲しみの心は少なくできないんだ。
また、
面白いことがなくても笑いながらお話しをする方がいるんだけれど、そういった方の笑いは、五行のバランスが崩れるなど心火の働きが弱くなってしまい、無意識的に心火の働きを高めようとしている時で、「あの人はよく笑っているから元気なんだ。」とは言い切れないんだよ。
ただ現実はもっと複雑で難しくて、
心火の働きがとても弱っていると笑うだけのパワーがでないし、悲しみを抑えようと笑って心火を強くしても、悲しみの感情を表し「気」の働きを主る肺金の働きが弱いと気持ちを上手に発散することができず悲しみの心は少なくできないんだ。
また、
面白いことがなくても笑いながらお話しをする方がいるんだけれど、そういった方の笑いは、五行のバランスが崩れるなど心火の働きが弱くなってしまい、無意識的に心火の働きを高めようとしている時で、「あの人はよく笑っているから元気なんだ。」とは言い切れないんだよ。
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それじゃ、
すね先生のところには心の悩みや不調を抱えた患者さんが多いけれど、そういったことも考えながら鍼とお灸をして、心身の働きを整えているんだね。
すね先生のところには心の悩みや不調を抱えた患者さんが多いけれど、そういったことも考えながら鍼とお灸をして、心身の働きを整えているんだね。
健康の知恵
「笑いで心を温める」- 心火編⑤ -のまとめ
- 東洋医学、東洋思想を理解するのに大切なのは、覚えることではなくて「考えること」「連想すること」
- 「喜悦」や「笑い」によって心火の働きを高める
- 「心火」の働きによって「肺金」の心の働きである「憂い」や「悲しみ」を抑えることができる