2019年
- 2019年4月23日
健康の知恵「血の不足は目と爪へ」- 肝木編④ –
夜になって眠くなるということは、夜になって頭を巡っていた血が肝に戻って頭の血が少なくなるからだって考えるんだ。静かに休んでいる時は「血」は肝に収められて消費は抑えられるけれど、昼になり全身に血が巡ることで目でしっかり物を見ることができ、筋肉を動かすことで指先や足なども上手に使うことが出来る。
- 2019年4月20日
鍼灸家として不妊を考える ⑦『湯液(漢方)』 という選択
「漢方はどうなんですか?」「鍼灸と相性はいいんですか?」と質問を受ける時があります。そんな時は「両方とも同じ東洋医学で、同じように体を考えることから、上手に使えればとても良いですよ!」と答えます。ポイントは「上手に使う」ということです。
- 2019年4月16日
健康の知恵「神経と関節」- 肝木編③ –
天空では風気となり、地上では木気となり、人体では筋となり、五臓では肝となり、五色では青となり、五音では角となり、五声では呼となり、病変の現れは握となり、七竅(人の顔にある七つの穴)では目となり、五味では酸となり、情志の変動では怒となります。
- 2019年4月13日
「アトピーとステロイド」一鍼灸師の私見
「主治医の先生の方針」や、「ステロイドの使用」、「アトピーの症状」などに対して、悩みの感情は勿論、戸惑いや葛藤される方は少なくありません。そんな時、偏ることなく、幅広い視点で物事を判断する東洋医学がお話を伺い、整理し、鍼灸の施術が体を整えるお手伝いをします。
- 2019年4月9日
健康の知恵「筋と朝の運動」- 肝木編② –
「肝木」は木がぐんぐん成長する特性があり、あの「伸び」という姿も「肝」の特性の1つなんだよね。「筋肉」には弾力があって、その伸び縮みして動く姿はまさに「肝」の働きと言えるんだ。もし筋肉が硬く動きにくいと、肝は一生懸命働いて動けるように助けるんだ。それでも動けないと、痛みや痙攣として症状が出てしまう。また肝の働きが落ちると、筋や腱は硬く縮んでしまう。もしくは伸びきったままでちゃんと動かなくなる。だから、肝の状態の良い悪いは、筋、腱を働きを見れば分かると言えるんだ。
- 2019年4月6日
健康の知恵「肝=肝臓?」 – 肝木編① –
「罷(ひ)」という字は、よく政治家の方が問題を起こし職務を辞めさせる時に「罷免(ひめん)する。」なんて言うけど、他の意味としては、「疲れる」って意味があるんだ。「疲労」の「疲(ひ)」と同じということだね。それで「極(きょく)」という字は、「きわめて」という意味があることから、「罷極の本」といのは「「肝」は心身の緊張による疲労が溜まる大本」という意味になるんだ。
- 2019年4月2日
「妊娠中の電磁波」一鍼灸師の私見
ネットの情報を見ると、怖い事ばかり書いていますが、仮に電磁波による悪影響があったとしても、電磁波よりスマホいじり過ぎの「目の疲労」「睡眠の質の低下」、情報に翻弄されることによる「気鬱」「精神不安」の方がお母さんにとっても、胎児にとっても宜しくないと考えています。
- 2019年3月30日
【鍼灸と切り離せない】 「中庸(ちゅうよう)」という考え方
もしかすると、一生この言葉を見聞きすることがのない方もいらっしゃるかもしれません。ですが、この視点は東洋医学においてとても重要な考え方、視点であり、健康を向上するうえにも常々患者さんの皆さんにお伝えしています。
- 2019年3月26日
陰陽を体でどう診る? - 花粉症編 –
顔に出ているということは、顔は体で言うと上にあるから「陽」に出ている症状という事になるね。そして、皮膚炎といのも体で言えば外側にあるよね?だから、花粉症という病は「陽」であり、「陽」部に多く出る症状だということが分るね。