ご相談・お問い合わせ

病気についてこと。症状についてのこと。こんな症状でもはり灸は有効なの? etc.
何でも結構です。気になることがございましたら、下記の窓口よりご相談ください。

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よくあるご質問

アイコン 本当に鍼は痛くないの?
A. 当院では、太さが0.14mm~0.18mmという髪の毛ほどのとても細い針を使っております。
この細い針を、皮膚の厚(約3mm~4mm)に刺すことがほとんどで、刺すというより「皮膚にあてる」という感覚の方が近いです。
そのため、「いつ針をしたの?」と思うほどさりげなく、筋肉や神経を傷つけることはありません。
刺激がやさしいため、『赤ちゃんなど小さなお子さん』や『針への不安がある人』、『刺激に敏感な人』でも安心して受けて頂けます。
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アイコン お灸は熱く無いんですか?
A. ほとんどの場合、温灸と呼ばれる温かくて気持ちいい程度のお灸を使います。
症状によっては、米粒よりも小さいもぐさを使う場合熱さを感じる人もいますが、チクッとする程度の熱さです。 それでも抵抗感がある方はご遠慮なく申し出てください。
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アイコン 「鍼」と「お灸」はどうして効くの?
A. 「鍼」と「お灸」が体に及ぼす作用は一部解明さています。
とても簡単にご説明すると、現代医学的には、鍼の刺激やお灸の温熱刺激などが、皮膚や筋肉などを通して、痛覚の遮断、筋肉の緊張緩和、血流量の増加、免疫の働きが安定するこることが解明さています。
また、お灸に使われる「もぐさ(ヨモギの繊維を集めたもの)」には、「シネオール」という精油成分が含まれます。その成分には鎮静・鎮痛・殺菌作用などがあり、もぐさの匂いによるリラックス効果と合わせて体に作用します。
これらは漢方なども含めた漢方医学。 現代医学より歴史のある「東洋医学」の働きを、現代医学で解明した一部であり、 「なぜこの経穴(ツボ)の組み合わせが良いのか。」 「同じ症状なのに、なぜ治療効果に違いがあるのか。治療の仕方が違うのか。」 「気と血って、そもそもなんなの?」など、解明さていないことがまだまだあります。
表現を変えれば、古典的な東洋医学、鍼灸術には、現代医学では対応できない「可能性」があり 、その可能性に惚れ、現代医学では解決出来ず諦めかけてしまった方の力になりたいと思い、当所では古典的な鍼灸術。『脉診流経絡治療』を行っております。
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アイコン 鍼灸の『魅力』は何ですか?
A. 鍼灸の一番の魅力は、心と肉体を合わせた『心身の健康』を目指す事です。
痛み、症状が出ない・出にくく予防し、元気な心身をより充実させ保つ。 局所症状の改善も、「心身ともに健康になる」という大きな効果のほんの一端とお考えください。
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アイコン 『鍼灸師』ってどんな職業なの?
A. 鍼灸師は、医療知識を専門の学校で学んだ国家資格の所有者。
東洋医学、鍼灸のプロフェッショナルです。

はり師
きゅう師 「はり」と「灸」という術を用い、西洋医学の知識と東洋医学の視点・知恵で、 様々な心身の働きに精通することで、お一人お一人異なる体に対し、 『お体にとっての最良』に導くお手伝いをしています。
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アイコン マッサージはしないのですか?
A. マッサージは法律によって「あん摩・マッサージ指圧師」という、 鍼灸と同じ様に医療知識と、あん摩術を熟知したプロフェッショナル。 マッサージの国家資格所有者のみ行う事が許されています。
私は鍼灸師。鍼灸術のプロフェッショナルです。ですから、その私がマッサージを行う事は違法行為であり、当所では「鍼灸」は行っても「マッサージ」は行っておりません。
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アイコン 『脉診流経絡治療』とは何ですか?
A. 脉診流経絡治療(みゃくしんりゅうけいらくちりょう)とは、2000年以上も昔、中国で書かれた鍼灸の専門書に記載された診察方法と治療技術に基づいた、伝統的な鍼灸治療です。
東洋医学の理論に当てはめながら丁寧に問診を行い、体の全身状態と細やかに照らし合わせながら施術方針を決定し、 治療中には、何度も脈を確認することで、常に体の状態を確認しながら鍼を行います。
そして、全身に巡る経絡と呼ばれる生命力「気」の通り道の歪みを調整し、体を全身に整えることで、全身的にを元気に(生命力を強化)して、自分の力で症状を治せるようにしてあげる鍼灸術です。
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アイコン 治療時間はどれくらいですか?
A. 一人ひとり異なったオーダーメイドの治療をしているため、人によって時間は変わりますが目安として、
初診の時は、お話を聞く時間を多く取っているため、問診と治療時間を含めて1時間程となります。
2回目以降は、大人の方の場合は治療時間を含めて20分~45分程度。
赤ちゃんやお子さんの場合、大人と同じだけの治療をすると刺激量が多過ぎて、かえって体調が悪くなってしまうため、 大人の方より治療時間が短くなります。
そのため、幼児・小学生ではお話をいれて5分~15分。中高大学生を含めて15分~30分程です。
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アイコン 保険での施術は可能ですか?
A. 基本は【 自費 】での鍼療となります。
保険を使った施術は、医師が同意した上で、保険での施術が認められた『特定の疾病にのみ』許されています。
ですが、当所は「特定の疾病のみ」の鍼灸施術は行っておりません。
東洋医学では「心」と「体」を合わせた、全身の調整(施術)を行ったうえに「主訴、病の改善」があると考えているため、特定の疾病に限らず「全身への施術」を行います。
そのため、保険での鍼療をご希望の場合、保険使用による自己負担金に加えて保険外施術費用がかかります。
保険での鍼療をご希望の方は直接ご相談ください。
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アイコン やってもらった感が少ないです。それでも良くなるのですか?
A. 「やってもらった感」は「治せる刺激量」ではありません。「やってもらった感」という「欲求」です。
そして、当所はリラクゼーション、マッサージの様な気持ち良さや、「強い刺激=とても効くはず」という欲求を満たすことはしておりません。 “鍼”“お灸” による「治療」を行っております。
鍼灸術、治療には様々なものがあります。私はマッサージや整体、刺激の強い施術の効果を否定するつもりはありません。
ただ私自身、整体やマッサージ。電気を流す鍼。俗に「ひびき」と呼ばれる痛みが出る鍼。熱いお灸。 などが苦手で、それらを受けるとかえって体調が悪くなってしまいます(汗)
自分自身が体調を崩し受けられない、受けたくない事を、患者さんに行う無責任な事は出来ません。
そして、そんな厄介な体の私でも受けられて、 体調を整えられる鍼灸術は無いかと見付けたのが「脉診流経絡治療」 という鍼灸術です。

そんな、お体を良く出来るなら「痛くて、ツライ」ものよりも、「痛くもなく、熱くもない」ただのんびり寝ているだけで良くなる治療を追求し、実践しております。
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アイコン 何回で治りますか?
A. 主に「年齢」、「体の体質」、「生活習慣」、「普段の健康度」、「病(症状)の重症度」、「発症してからの時間(期間)」「悪化因子」で治る回数は変わってきます。
例えば、同じ時期に発症し、場所も痛み具合も同じギックリ腰(急性腰痛)でも、年齢や普段の健康度などが違えば、1回の治療で痛みがなくなる方もいれば、1週間に2回治療を行い3週間かかる方もいらっしゃいます。
より正確な治る回数は、お話し伺いお体を診ないとなんとも言えませんが、具合がおかしいと思ったら、1分1秒早くご相談頂き、治療に取り掛かれることが治る回数に大きく左右します。
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アイコン 長いこと患った症状だけど、どれくらいのペースで治療を受けたらいいのですか?
A. オーダーメイドな治療に加えて、人によって体質や生活習慣も異なるため、治療効果というのは人によって変わります。
理想としては週に1、2回程度の治療が有効です。特に慢性的に悪い症状は、長い時間をかけて生じた歪みを治していくために、どうしても治療回数が必要となってきます。
しかし、都合がつかなかったり、お金の方が大変だと言う方ももちろんいらっしゃると思います。
その際は、今の症状を診ながら2週間に1回、1月に1回、症状が出てきたら等、しっかりとお話しながら治療計画を決めていきます。
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アイコン はり灸は薬のように癖になるの?
A. 一般的にお薬と言うのは、症状を抑える働きを目的として使用されます。
症状を抑えることで、自覚的な苦痛は和らげられます。そして、体力があれば自分自身の免疫で症状を治癒することも可能です。

しかし、薬を利用して症状を抑える。表面的には改善したように見えますが、根本的な原因(病態)が治ったわけではありません。
薬の効果が切れてしまえば押さえていた症状は復活してしまい、また薬を飲んで症状を抑える。
症状が抑えられなくなれば、今度は別の薬、別の強い薬を用いて症状を抑えます。
薬の優秀な働きに体が頼ってしまい、そのお薬が無くては、健やかな体の働きが維持できない。
そういったことが薬が癖になってしまう理由です。

では、はり灸はどうなのでしょう?
はり灸治療は、そもそも薬とは作用が違います。
薬は「その病気を」「その症状を」対象としますが、はり灸は病気や症状も考慮しますが、治療作用の対象となるのは「体」です。
人が本来持ち合わせている「体の免疫(防御力)」であったり、「修復力・回復力・維持力」の促進です。
ですから、治療によって体が元気になったことで症状が治ってしまえば、それで症状の治療はお終いです。

癖といったら癖なのかもしれませんが、「未病」という言葉を聞いたことがありますか?
当院の全身治療の様に、本来のはり灸治療は「病気にならない体作り」「体が本来持つ心身の健康維持する働きの回復」が目的です。
そのため、健康維持で来院をなさっている方も多くいらっしゃいます。
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アイコン 鍼灸を受けて副作用や、かえって症状が酷くなることはありますか?
A. お薬とは体に対する作用が異なるので「副作用」と言われるものはありません。
ですが、かえって症状が酷くなったり、異なる症状が出るケースもあります。
一般的に、鍼灸に限らず様々なお体に対する施術、治療において、好転反応(瞑眩反応や揉み返しなどとも言われる)と呼ばれる、体が良くなる前に起こる反応、症状(症状が酷くなる、眠気、怠さ、発熱、発汗、頭痛、発疹、動悸など)が起きる場合があると言われます。
私が行う鍼灸術の流派は、受けている時には触られているくらいで、ほとんど気付かない繊細な鍼の操作を行いますが、その様な鍼でも眠気、怠さ、発汗等好ましくない反応も起きます。
一般的には「それは好転反応だから大丈夫。」と言われてしまいがちですが、当所で鍼療を受けられた方は勿論、他で施術を受けたがあまり良い感じにならなかった方のお体を診ると、それらの症状は「刺激量が体にあっていなかった場合。」や「治療方針が定まっていなかった場合。」がほとんどだと感じます。
今の体力を正確に把握し、その体の状態に的確な刺激量で正しい治療方針を導くことは、科学的に体を解明し治療方針を立てる現代医学でも大変難しく、経験医学の蓄積と治療にあたる先生の感覚で治療を行っていく東洋医学においても、1回でそのすべてを完璧につかむのは神業です。
ですが、私が治療を受けるのならば「色々症状が出るかもしれないけど、それはこれから良くなるから我慢してね。」というのは嫌です。 可能ならば、少しでもそういった辛い思いをせず、リスクを少なく体を良くしたいと私は思います。
その思いから、当所では早く治したいという思いがあっても初診の段階から鍼の刺激量を多くしない注意と、確実な治療の方向性を確立するために、入念なお体の診察と対話による状態の把握をしつつ鍼療を進めていきます。
ですから、「なんでもいいから早くこの症状や痛みを取って欲しい。」といったご要望には添いかねます。
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